メープル矯正歯科の山口です。
今日は英語の発音と歯並びの関係について少し書いてみようと思います。私自身もそうですが、海外への留学や、転勤で海外に行く方の話をよく耳にするようになりました。最近留学前の学生さんや、転勤、もしくは仕事上英語を使う機会が多いという方からの矯正治療の問い合わせが増えてきている気がします。
今回のテーマ、英語の発音と歯並びに関してですが、このように英語に触れる方が英語の発音をよくするために歯列矯正を受けるケースが増えてきているというお話です。
例えばアメリカでは矯正治療を受けることがだいぶ身近で、ある調査によると約10倍以上もの矯正治療経験者がいるというデータもあるようです。色々な要素が考えられていますが、その一つが「発音」です。
英語の発音の中に「th」の発音がありますが、オープンバイト(開口)や、重度の叢生(デコボコ・乱ぐい歯)だとうまく音が出せません。子供のうちに発音に問題があることで、いじめの対象になってしまうということもよく耳にします。映画俳優のシルベスター・スタローンはもともと英語の発音が悪く、滑舌が悪いということで何十回ものオーディションに落ち続けたというもの有名な話です。
また発音とは違いますが、文化的違いとして八重歯を嫌がるということもあります。以前もお話したかとは思いますが、どうやら海外ではドラキュラを連想させるということから八重歯は好まれないようです。
近年外資系企業に働く方が増えてきたり、海外への転勤、留学をされる方が増えてくる中で、英語に触れる機会が多くなる方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
日本では一昔前と比べると、大人でも矯正治療を受ける方がだいぶ増えてきているのですが、まだまだ一般的になっていない部分もあります。しかし、日本においては、「見えない矯正」が発展し、舌側矯正(裏側矯正=リンガル)や、審美ブラケットと呼ばれるセラミックやコンポジット(プラスチック)のように白や透明のブラケットが進化してきています。また近年においてはインビザラインのようにマウスピース矯正もだいぶ広がってきました。
日本では一昔前と比べると、大人でも矯正治療を受ける方がだいぶ増えてきているのですが、まだまだ一般的になっていない部分もあります。しかし、日本においては、「見えない矯正」が発展し、舌側矯正(裏側矯正=リンガル)や、審美ブラケットと呼ばれるセラミックやコンポジット(プラスチック)のように白や透明のブラケットが進化してきています。また近年においてはインビザラインのようにマウスピース矯正もだいぶ広がってきました。
このように矯正治療中の見た目に関して心配する日本人にとって歯列矯正を受けやすい環境は整ってきています。英語の発音という観点から噛み合わせ、歯並びの改善を検討してみてはいかがでしょうか?
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